"安心安全な環境と人間力の高い医療・介護現場を応援する!" メディカルオーガナイザーの福岡かつよです。
週末金曜日になりました。お子様のいらっしゃるお宅では、今日が一学期終了式でしょうか
我が家の息子たちが小学生の時は、一学期の振り返りと夏休みがあっという間に終わらないように家族ミーティング(社内ミーティングのように)を毎年行っていたなぁと思いだします。
皆さまのご家庭ではどのような夏休み計画が立てられていらっしゃるのでしょうか。
さて、昨夕、これからセミナー講師としてスタートすることになった方との会話です。
彼は一部上場企業に就職、その後、全く違う業界で起業していらっしゃるそうで、大学の後輩から、現在に至った内容でもいいので、これから就職活動する後輩たちに話をして欲しいと依頼があったそうです。
ところが、彼としては、人前で話したことなど経験がなく、自分の話が役立つのだろうか これから社会人になる後輩に現実の話は夢と希望に繋がるのだろうかと不安である。とおっしゃっいました。
たまたま偶然隣の席だったので、かなりおせっかいおばちゃんですが、
私が人前で話すきっかけになった話をしました。
それは30代前半のこと。
上司から、その機会が与えられました。
当時の私は、トップの秘書業務が中心でしたが、仕事の一つに人材育成のカリキュラム(プログラム)を作成し、それぞれのエキスパートを探す仕事もありました。
ある企画でのこと。接遇やコミュニケーションについてなかなか理想とする方が探しきれずいたところ、
トップから「あなたがやればいい」といわれ
「えっ、私ですか」
「いやいや、絶対無理!です。」と、
一度も反発をしたことのない上司に言ってしまいました。
それから、様々な伝手をたどりコミュニケーションのエキスパートを探しましたが、プロジェクトスタートは刻々と迫ります。
上司に現況報告
そこで、言われた一言
「もし、あなたが私の立場だったら、無理だと(厳しい)と思う部下にこのような仕事をさせますか」
「チャンスを活かすか、活かさないかを決めるのはあなたです。」と
私は無い知恵とこれまで経験のないことをする不安の中、
結局、90分のところ、時間を調整できる立場にあった事だけで、
90分を30分にしてシナリオを何度も何度も書き直し「オリエンテーション」として話をしたのが始まりでした。
「その経験がなかったとしたら、そのチャンスを自ら手放していたとしたら
今の私はなかった
そう思っています。」
と彼に話しました。
ちょっと偉そぶった会話になってしまいましたが
彼が、「そうですよね。やってみます!」とイキイキとした声と爽やかな笑顔が印象的でした。
経験は大きな力ですが、誰しも、最初の第一歩はあります。
結果を考えると未熟さで、迷惑をかけるかも 等々 リスクだけに目がいきがちですが、
有難いチャンスをもら得たことに感謝して、全力でできると信じて
その第一歩をやりきる
その一歩が未来を創造していきますね
このような話をする機会をくれた彼にとても感謝しています。
自分の原点を振り返る機会をくれたことに
さあ、今日も日本の医療介護現場の皆様が笑顔で元気でいれるように
全力で提案したいと存じます。よろしくお願いいたします。