「何のために」

おはようございます。いつもご覧いただき心から感謝申し上げます。

台風一過か、これまで起床とともに窓を開けて仕事を始めていたが

今朝はひんやりして窓を閉めたくなるほど

一気に深まりゆく秋になっていく

 

昨日は真っ青でクリアな空、そして台風の余韻で時より大きく深呼吸するかのように吹く風のもと

埼玉へ東武東上線で新規お問合せ先訪問

初めての土地でもあったので最寄り駅に早目に到着

駅から歩いても12〜3分ということだったが、初回訪問はどちらもタクシーを利用している。

 

そこで乗ったタクシーでのこと

行先を住所でお願いしたらすぐに発進

すると動いているにも関わらず「住所ではわからない」といわれ

「その地名はこの道より左側なんだけど・・・」

 

では、電話番号をと言いながら運転席横を見るとカーナビもない

「えっ!」と私は慌てだす

 

しかし、この運転手

運転しながら全く動揺もしていない様子

 

私「こちらの土地をご存じでないのですか?」

返事もない

ますます私はあわてだす

 

すると、ゆっくりと助手席に置いてあった地図帳を広げ始めた

「地図帳、あるじゃないの」私のセルフトーク

 

すると何にも言わずに発進

 

地名が通じたのかどうなのかも反応がないので

今度は伺う先へ最寄りの目印等を電話で聞くことにした

 

そうしているうちに「あっ、あったあったと」

 

無事に到着して良かったのだが

久々にこのような経験をした

 

こちらからの言葉に対して、反応しない

不安をますます仰ぐ

プロとして何のためにお客はタクシーを利用するのか

「目的は何」 を熟知していない

 

ほぼ毎日のようにタクシーを利用するが(地域差もあるかもしれないが)

そのサービスの質の差は

ピンキリである。

 

到着すると訪問先の方が「分かりづらくて申し訳ございませんでした」と笑顔で迎えてくださった。

 

学びの多い時間だった。

 

そして訪問先では歓迎を受け、ご要望をじっくりと聞かせていただけた。

 

これも、このタクシーの運転手から改めて

施設開設前の貴重な時間をいただき「何のために」弊社にご縁をいただくのかを

肝に銘じることができた。

 

私の目的は達成できた。

 

さあ、今日も新規お問合せの社長が来社されます。

お役に立てるよう丁寧に応えていきます。

よろしくお願いいたします。