コロナ禍になり、人の生き様を学ぶ

今日も医療現場でご尽力くださっている医療者の皆さま、ありがとうございます。
新しい一週間が始まりました。こうして無事に迎えられることに有難さを知りますね。

【コロナ禍になり、人の生き様を学ぶ】

昨日、どら焼きをいただきながら想ったことです。

ご縁をいただいている都内のクリニック様から、「今月のコンサルティングは延期してもらえますか」と理事長先生からメールがありました。
コロナ禍になり、外来は一般診療を休止して、すべてPCR検査を実施しています。

現場を想うと、申し訳ない気持ちですが 正直、延期になり安堵しました。

凄い、忙しさなんだろうと思いながら、一人一人のスタッフの皆さんの顔が浮かびました。

ハイリスクの中、頑張っている姿と
本音の部分・・・

ただただ現場は使命感であるのでしょう。

何もできない私は、自宅近くのお気に入りのどら焼きを送りました。
すると、理事長先生から、「なんですって!!どら焼きは私の大好物なんです。とにかく、餡、が好きでして。福岡先生のお心遣いに涙が出そうです。」と
その喜んでくださる光景が浮かび、目頭を篤くしました。

方や、近くの銀座界隈で政治家の方が遅くまで飲食してニュースになっている。
この矛盾に、日々頑張っている医療者はどう受け取るのだろうと

コロナ感染症対応だけでなく、通常の診療を必要とする患者対応をされる医療機関もハイリスクの中です。
風評被害も出ていると聞き、とても悲しい気持ちになります。

緊張のさなか、スタッフの感染リスクも守りながら
餡子が大好きな理事長先生は、年中さんを育てるママでもあるのです。
「涙が出そうです」その言葉の重みを感じながら、いただくどら焼きの餡子は甘いのだけど、しょっぱさが沁みました。

コロナ過になり、人の生き様から、多くのことを学びます。