意識の低いスタッフの底上げに必要なことは?

おはようございます! いつもご覧いただき感謝いたします。
昨日は、岐阜のクライアント様先からのご依頼でした。 ご縁をいただいたのは2012年その間に、どんどん進化を遂げている総合病院です。スタッフ数も当初の数から300名ほど増えて、今や1500名規模 今年入職した中途採用の方以外は、ほぼ全員とコンサルティング中にお顔見知り
久しぶりに伺うと、皆さん笑顔で出迎えくださいました。
大変、嬉しく有難いことです。

これまでのご依頼で、特段問題になるのが意識の低いスタッフの育成
任意参加の研修では、意識の高い人は毎回参加する。
しかし、院内で困っているスタッフは全くと言っていいほど参加しない。
人によっては「自分は出来ている」と思っています。 と担当者や管理者の方々から伺うこともあります。

「どのようにしたら、数人の数%のスタッフを底上げして全体の評価を上げることができますか」
悩んでいる組織から聞かれる。

正直、残念なことに、100%の意識改革は難しい
入職当初は誰しも、「この組織でいい仕事をしよう」と心に決めて仕事に就く

しかし、入職してみると、自分の思い通りの職場ではない。あるいは、自分がしたいことではない。と 強制されればされるほど、反発をする人も出てくる。

今、社会では「働き方改革」で、労働時間の問題等、取りざたされているので
これ良しと、権利だけを主張してしまう人もいたりするようである。

そこで、考えてほしい
もし、自分がこの病院で自分のような働き方のスタッフに、安心して任せて病気を治せる 
と思うだろうか と

もちろん、就業時間は規定通りで、システムや仕組みを駆使して効率的に仕事をすることは前提として
私が言いたいのは「働く心構え」である。

自分は何のために、この仕事をするのか。

「何のために」という問いに、明確な価値基準がその人の働き方の、働く心構えの根底をなしている

80:20 という法則があるように
今までよかった人材も、組織の進化とともに変化して行くことも忘れてはならない。

過去の積み重ねが「今」
目指す未来を創造するためにあるのが「今」

進み続ける、継続し続ける
簡単ではないが、日々の働く心構えが方向を決めているとも考えられる。

あなたとあなたの関わる周りの皆さんが、互いに豊かな関係性を構築できるヒントになれば幸いです!