接遇が変化しやすい病医院となかなか変わらない病医院の違い

2007年7月から3775号目の発行です。
"世界一 安心して受けたい医療に!" 「安全接遇」を提案する福岡かつよです。

昨日、山形新幹線車窓から 201911121.jpg

今日は、接遇が変化しやすい病医院となかなか変わらない病医院の違いについて

大きく3つ
その一番は、やはり行動です。

医療人は高い能力を持っています。
「患者のニーズを引き出す」「円滑なチーム連携にはコミュニケーション」等々が必要だとは理解しています。
それらは、「良好な関係性づくり」つまり接遇力が影響しています。

頭では理解していますが、言動化できる人とそうでない人がいます。

行動に起こさなければ、結果はない と分かっているのにです。

2つ目は、コンサルティング(研修)の活用度です。

気づきがなければ、変化しにくいのが接遇です。

なぜなら、人に言われてすると
"やらされている"感覚になります。

研修後に気づきや感想を書いてもらっています。

接遇力が向上しているクライアントは、書かれた内容はもちろんのこと、文字数にも表れています。
20191112.jpg (こちらは30名ほどのクリニック、毎回、全員このボリュームでフィードバックシートを書いてくださっています)

現状を振り返り、強化点や課題を自ら気づくことで
成長(変化)に繋げています。

つまり、他人事ではなく、自分ごととしての
自主性です。

そして、3つ目
柔軟性です。

今までこれでやってこれたのに
とか
サービス業ではないから
とか
きつい言い方をすると
医療に胡坐をかいている人が
残念ながら、変わろうとしません。

折角卓越した医療があるのに
本当に、もったいない!

頑なであればあるほど、損をしている人もいます。

千差万別な患者、そして同僚のその日の体調(メンタルも含め)
いつも同じはありませんね。

「なんで、成長できないの」と悩んでいても始まりません。
今一度、この3つの要素を見直してみてはいかがでしょうか。

少しでもヒントになれば幸いです!