クリニック経営のヒント~在り方が、現実に反映している~

おはようございます。お正月気分もそろそろ終わりにして、仕事モードになり始めました(笑)
今年は長男もイギリスから帰国できて、親子水入らずでゆったりとしたお正月でした。
2日は、国立競技場での大学ラグビー準決勝を前列のシートで観戦して
最高のパフォーマンスから、最後まで諦めないことを学びました。
皆さんはどのようなお正月でしたでしょうか。

さて、昨年診療最終日にご依頼くださったクライアント様での学びです。
11月に提案した内容を、どのくらい現場で活用していただけているか午前診療時に拝見いたしました。
その中で、特に環境整備には注力してくださっていました。

スタッフの皆さんは大人しい方が多く、院内は私語とはか一切なく、静かな医院はいいのですが、
一方で、チーム連携においてはもう少しだと思うことが1点ありました。

それは、「ありがとう」の感謝の言葉です。FireShot Capture 078.png

仕事はそれぞれに役割があり、やって当たり前ですが、
互いに気持ちよく働く、より良いチーム連携には、気持ちを言葉にすることが重要です。

診療が終わると、カルテが診察室から受付会計スタッフに手渡されるのですが、ある場面でのことです。
たまたま診療補助の方が患者さん対応中だったのか、カルテを院長先生がお持ちくださいましたが、ただ手渡すだけで言葉はありませんでした。

そのことを、研修終了後に院長先生にお伝えしたところ、
「私が足りていません。もっと感謝の言葉を伝えなければいけませんね」と仰ったのです。

開業して2年目、Google口コミ★4.9のクリニックの院長先生は、流石だと思うことでした。
そして、少しでも患者さんに在院時間を短くしてあげたいというお気持ちから、
ご自身がカルテを受付スタッフにお持ちになる姿勢に、たくさんのことを教えていただきます。

以前定期コンサルティングを導入されていた京都のクライアント様院長先生のことを思い出しました。
研修が終わり、スタッフの方が退社時に「今日もありがとう~、お疲れ様でした。明日もよろしくお願いします」と一人一人に優しい京都弁で仰っていらっしゃり感動したことがありました。(いただいた賀状には、とても順調だと記されていました)

クライアント様から、たくさんのことを学びます。
自分自身の在り方が、起きていることに反映しているのだと。