患者さんに言われた「誰に言うとるん」の意味することは

おはようございます。明日からの連休に多くの患者さんが来院する一日でしょう。
慌てず、迅速な応対で

誰に言うとるん

処置室でのこと
看護師さんが「痛いですよ~痛いですよ~」と声をかけていた

すると、「誰に言うとるん」と患者さん

少しでも痛みを和らげたいと
悪気は全くないのだが

出た言葉

返ってきた言葉は
何を意味するのか

現場では、医療者として
より患者さんに寄り添い、安心して医療を提供したいと思って声をかける

伝えたい本当の意味や気持ち
だが、
同じように解釈してはくれない場合もある

私はよく、「言葉が状態をつくっています」と話している

つかう言葉は、間違っていないが
どう表現するか
というスキルも必要だと思う

言葉尻を上げる、上げない だけでも
全く解釈が違ったりする

では、どうすればコミュケーションギャップを小さくできるのか

それは、
「心ここにあるか」である

つまり、心の状態とも言えよう

分かりやすく説明すると
言葉はかけているが、「今日は忙しい、忙しい、早くこの患者終わらせなきゃ」とか
「あ~、この患者めんどくさ」とか

そんな時、「誰に言うとるん」と言われているのかもしれない

ヒントになれば幸いです!