「接遇」というイメージ

週末土曜日になりました。今週もあっという間ですね。
台風の影響か心持ち涼しさを感じる風
今朝は蝉の声も聞こえてきません。秋の気配です。

「接遇」というイメージ

医療現場ではなぜ接遇が必要なのだろうか

それ以前に、接遇そのものは医療にとっての必要性は低いと思っている方もいるのではないだろうか。
こんなに忙しいのに、この中でおこなうのは無理
忙しくなかったら丁寧な対応が出来ると思っている
忙しいから患者からクレームがくるような対応しかできていない
忙しいので全ての言動が医療者主体になっている。仕方ないと思っている

皆さんのチームでもこのように捉える方はいらっしゃるかもしれない。

もし、接遇やコミュニケーションがない現場だったとしたら
業務は回っているだろうか

個々に、やりたいようにやって、チーム連携がなかったとしたら
この忙しさの中で、予定通りに終えることが出来るだろうか

"忙しいから"は事実かもしれない
しかし、"忙しいから"ではやるべきことは達成していかない

捉え方を変えてみて欲しい

この忙しさでも、医療安全に配慮して業務は進んでいる
なぜ、このようにできたか

それは、すでに接遇やコミュニケーションをはかり
より適切になるようにしているからだ

忙しいのはよく理解できる
本当に頑張っていらっしゃる

独りよがりに個人プレイだけで仕事をしている医療者は一人としていない

伺うクライアント様先で、いつも想うことである。

接遇は相手を想う心
相手の立場を尊重できること

命を守るという根源に関わる仕事を選んだ
その時点でもうすでに接遇力はあるのだと