なぜリハビリ拒否は起きる

おはようございます。 今日は雨予報でしたが、全国晴れマーク
薫風に鳥のさえずり なんとも爽やかな五月晴れ 雲一つない一日の始まりです!
鹿児島では昨日、真夏日だったとニュース 皆さんお住いの地域はいかがでしょうか。

なぜリハビリ拒否は起きる

多くのリハビリの場合、担当制を導入している病医院がありますが、
途中でリハビリ拒否が出たり、担当者を変えてほしいと要望があったりします。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。

先日、リハビリを始める患者さんへセラピストの方がリハビリ導入の説明をしていました。


セラピスト:「○○さん、おはようございます。初めまして。 私、リハビリを担当する△です。これからどうぞよろしくお願いします。」
「○○さん、早く歩けるようにしましょうね。」
患者:「うん、そうね〜」

セラピストは、一生懸命にサポートして早く歩けるようにすることに意識が向いていました。
しかし、患者さんはあまり乗り気ではなりません。

決して悪い対応でもないのに

しかし、この初期対応でもうすでにコミュニケーションギャップが起きています。

経った二言三言で

医療者は、「歩けるようになる」ということがゴールになっています。

患者は「歩けるようになる」ということはこの段階ではゴールではないと気づくことです。

セラピストの方は、一日も早くゴールにたどり着きたい 成果に繋げたい つまり、目的志向型
しかし、患者さんは、この痛みや辛さを回避して欲しい つまり、問題回避型

なのです。

私たちは意思疎通がうまくいって、自分の言いたいことがわかってくれていると思う人とのコミュニケーションは同じフィルターを持っています。

しかし、上記のように
同じフィルターでない場合には、どうしてなのか なぜ、伝わっていないのか
という状態に陥ります。

改善策を練る時に方法や手段を変えてみてはとか
物理的な視点になりがちです。

その前に、まずは相手の使う言葉にフォーカスしてみてください。
その方の思考や感情は言葉と行動に現れています。

リハビリ拒否が起きるのを防ぐには
まずはコミュニケーションにヒントがあります。

今日、なんとなく意思疎通がうまくいっていないなと感じている患者さん、同僚との会話で
自分の特性を押し付けていないか チェックしてみては

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患者さん・ご家族、スタッフ間のコミュニケーションを豊かに構築。
体験型のコミュニケーション研修です。

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