日本医療機能評価機構は昨日(3/28)までに、2016年に全国の医療機関から報告があった医療事故は前年比228件増の3882件で、集計を始めた2005年以降、最多を更新したと発表しています。
2015年の医療事故調査制度を踏まえ「再発予防のため医療事故を報告するという意識が現場で高まってきている」としています。
ほぼ毎日、医療現場を拝見する中で医療者の皆さんは懸命な取り組みと努力をなさっていらっしゃいますが、医療事故が0になることはやはり厳しいのが現実だと捉えます。
これまで、接遇やコミュニケーションがなぜ、医療現場で重要なのかを微力ながらお伝えしてきましたが
黙っていては医療は提供することはできませんし、適切な連携にはコミュニケーション力と日頃からの互いを尊重する接遇力はなくてはなりません。
相手の心の中は手に取るように見えるわけでもなく
脳内プログラムが分かるわけでもありません。
思考と感情は言葉と行動によって伝わるわけですから、医療ミスにならないようにするには接遇とコミュニケーションは不可欠です。
当社で提供する接遇とコミュニケーションは完全に医療安全の概念でお伝えしてきました。
事故件数を少しでも減らし、最適で最善の医療にまずはコミュニケーション力、連携力ではないでしょうか。