介護現場の「みとり」と「グリーフケア」の記事に

"安心安全な環境と人間力の高い医療応援する!" メディカルオーガナイザーの福岡かつよです。 おはようございます! 鳥のさえずりがして清々しく朝です。新しい一週間スタートです。

先日土曜日の日経新聞朝刊「グリーフケア」について 介護職員の75%が「知らない」と回答している記事。

以下記事抜粋 この調査は昨年7~9月に介護職員584人を調査し、グリーフケアを独学や研修で学んだ事がある職員は15.4%わずか。実際に経験があるのは「傾聴」「葬儀参列」「家庭訪問」など。グリーフケアを行うことに対して、「遺族の助けになるのか」(54.4%)「何をすればいいのか分からない」(53.5%)と、必要と感じ乍らも実践に戸惑う様子がうかがわれた。調査に協力した関西学院大の坂口教授(悲嘆学)は「生活の場でのみとりが増え、グリーフケアで介護職員の果たす役割は今後大きくなる」と指摘。 この調査をした高本代表理事は「介護保険外のサービスとして、遺族にグリーフケアを提供でないか」と提案している。

そして昨日 日曜日の朝日新聞では 訪問介護をする介護職員の半数以上が「みとり」を経験し、そのうち7割が精神的な不安を感じていることがわかった。という記事。

この記事から思うこと

高齢社会が進む中、介護の担い手である介護職員の現況が表出した記事だと察する。

国は財政負担から、病院や施設から在宅へ移行する中で 介護職員の報酬面も含め、更なる教育システムの導入は待ったなしの状況だと捉える。

前職で、介護保険制度の導入に 地域でどれほどの介護負担があり、費用がかかるのか調査した経験があるが、制度改革とマンパワー育成は両歯車でなければ 我が国の高齢社会は乗り切れない。

日々、現場で頑張っている医療人、介護職員の方々がいてくれるからこそ 多くの家族は その大変さをお願いして、生活出来ているのだから。

この記事を読みながら、改めてその存在の有難さを感じます。

心して、医療現場、介護現場の皆様のお役立てにならなければ  今週もよろしくお願いいたします。

 

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